ナメクジに宿る寄生虫が危険な理由|身を守る方法と対策方法

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ナメクジに宿る寄生虫が危険な理由|身を守る方法と対策方法

ナメクジはそれ自体とても可愛い生き物であり、その動きや形は見る人を癒し和ませてくれます。

しかし、ナメクジには危険な寄生虫が宿っていることもあるので、これには注意しなければなりません。

では、ナメクジに宿る寄生虫にはどんなものがあるのか、また見つけたらどう対処したらいいのかについて考えていきましょう。

 

ナメクジに寄生する「広東住血線虫」が危険な理由

ナメクジに宿る寄生虫が危険な理由|身を守る方法と対策方法

ナメクジが媒介する寄生虫といえば、「広東住血線虫」のことがよく知られています。

この広東住血線虫は体長約22~23㎝の線中で、人間に感染すると脳や脊髄などを浸食するといわれています。

終宿主はドブネズミなどのネズミですが、中間宿主としてナメクジにも寄生します。

これに感染すると、筋力の低下、四肢の硬直、脳神経麻痺、嘔吐、発熱を招きますが、人への感染報告はそれほど多くはありません。

ただし、好酸球性髄膜脳炎を起こすと死亡する可能性もあるので、決して油断できない寄生虫といえます。

実際に広東住血線虫に感染したことによる死亡例もあるので、軽視することはできないでしょう。

 

ナメクジは害虫?農家の大敵になることも!

ナメクジに宿る寄生虫が危険な理由|身を守る方法と対策方法

ナメクジの中に宿る寄生虫もそうですが、ナメクジ自体も害虫になりうる存在です。

例えば、植物を餌にするなめくじは農場に生息すると作物を食い散らしてしまうので、その点で農家にとっては迷惑な害虫となります。

性質としては湿気の多く場所を好み、昼間の間は湿気の多いところに隠れて日射しを避け、直射日光で水分が奪われてしまわないようにしています。

 

ナメクジに寄生する「広東住血線虫」から身を守る方法

ナメクジに宿る寄生虫が危険な理由|身を守る方法と対策方法

ナメクジに寄生する広東住血線虫対策としては、とにかくナメクジを生食しないことです。

実はなめくじに限らず、宿主になる危険のある生物はどれも生食しないことが大切です。

具体的には、カタツムリ、タニシ、カエルなども中間宿主になる可能性があるので、これらの生物も生食しないように注意してください。

もしどうしても食べたいときは、必ず加熱調理して十分に熱を加えてから食べること、また、生物に直接触れたときはすぐに手を洗うようにしなければなりません。

 

ナメクジが嫌いなモノを利用した対策法

ナメクジに宿る寄生虫が危険な理由|身を守る方法と対策方法

なめくじからの害を減らすためには、できるだけナメクジが集まってこないようにすることが大切です。

そのためには、なめくじが好きなものと、嫌いなものを知っておく必要があります。

なめくじが好きなものには、小麦と酵母がありますが、実はこの性質を利用した駆除方法もあります。

一方、なめくじが嫌いなものには、銅イオンがあります。このため、農場の周囲に銅線を配置しておけば、効果的に防除できるといわれています。

 

まとめ

ナメクジに寄生虫が宿るなんて初耳な方も多いでしょうね。

ナメクジに寄生する広東住血線虫は“かんとんじゅうけつせんちゅう”と読み、主にネズミに寄生することが多く、人間への寄生率はあまり耳にしないものの油断は禁物です。

例えば、広東住血線虫がナメクジに寄生し、そのナメクジが私たちが食べる作物に付着することもあり得るからです。

私たちが広東住血線虫から身を守るためには、ナメクジを寄せ付けない対策はもちろんですが、果物や野菜を生食するときはよく洗って食べることが大切です。

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