イカの寄生虫の危険性と症状とは?寄生虫の除去方法と安全な食べ方

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イカの寄生虫の危険性と症状とは?寄生虫の除去方法と安全な食べ方

イカを買ってきて食べようと思ったら、なんと寄生虫が付着していたなんてこともあります。

ところでこのイカの寄生虫は食べても害はないのでしょうか?

もし害が及ぶとしたら、どんな対処が必要なのでしょうか。

 

1.魚の寄生虫を人間が食べると…

イカの寄生虫の危険性と症状とは?寄生虫の除去方法と安全な食べ方

まず、魚に付く虫といっても、さまざまな種類があること、人に害のあるものもあれば、まったく無害のものもあることを知らなければなりません。

つまり、ただ虫が付着しているというだけで全てを危険視する必要はないということです。

むしろ、魚介類の寄生虫はそのほとんどが無害であるといわれているので、その点で安心することができます。

ただし、人の体で増殖して害を及ぼすものもあるので、こうした寄生虫には注意しなければなりません。

なお、魚の寄生虫の中で人間が注意しなければならないのは、アニサキスニベリニアです。

 

2.イカや魚につく寄生虫「アニサキス」の特徴と危険性

イカの寄生虫の危険性と症状とは?寄生虫の除去方法と安全な食べ方

アニサキスとは、渦巻状の寄生虫の一種で、半透明白色で魚の腸に寄生しています。

内臓に渦を巻いて取り付くのが特長で、魚の内臓を食べるときに注意が必要です。

人への被害では、まれに胃や腸を食い破る危険性があるほか、激しい痛み、吐き気、嘔吐、下痢などが起こることがあります。

アニサキスに寄生されたら医師の診断が必要で、手遅れにならないうちに医療機関を受診しなければなりません。

注意すべき魚は、イカの他にも、マダラ、サケ、サンマ、メバル、スケソウダラ、サバ、ホッケなどがあります。

人間が食べた場合、通常であれば排出されますが、稀に胃や腸を食い破ることがあり、この点に注意しておく必要があります。

 

3.イカや魚につく寄生虫「ニベニリア」の特徴と危険性

イカの寄生虫の危険性と症状とは?寄生虫の除去方法と安全な食べ方

ニベニリアとは、スルメイカやマダラなどに白い米粒のように取り付く寄生虫です。

一度にたくさん付着することと、腸などに固まって付着するのがこの寄生虫の特長です。

人への被害はないとされていますが、スルメイカや生たらこに寄生している場合は、見た目が良くないので食べづらくなることはあります。

お店に出される食品でこうした寄生が見つかると、クレームの原因となることが多いようです。

ただし直接的な害については、アニサキスに比べれば安心できる寄生虫といえます。

 

4.イカの寄生虫を死滅させる2つの方法

イカの寄生虫の危険性と症状とは?寄生虫の除去方法と安全な食べ方

イカの寄生虫から害を被らないようにするためには、食材の調理の仕方と保管方法に注意する必要があります。

まず調理の仕方についてですが、虫が付着している場合は、60度の熱で1分以上加熱することです。

イカの寄生虫はこのように加熱することによって死滅させることができますが、60度を1分行うことを覚えておいてください。

また、頭部に固着している場合は虫が取り除きづらいといわれていますが、こういう時は特に加熱処理して虫を除去しなければなりません。

また、保管方法は冷凍保存を心がけてください。温度はマイナス20度で数時間続けることによって虫を死滅させることができます。

加熱調理と冷凍保存、この二つの方法によってイカの寄生虫からの害を防ぐことができます。

 

5.イカの調理時は調理器具や内臓にも注意

イカの寄生虫の危険性と症状とは?寄生虫の除去方法と安全な食べ方

加熱と冷凍以外に注意できることは、できるだけ内臓部分を食べないようにすることです。

なぜなら、寄生虫は内臓に付着することも多いからです。したがって内臓を食べないようにするだけでも虫の被害を予防することができますし、調理段階で早めに内臓を除去しておけば、寄生虫が魚の筋肉に移ることを防ぐこともできます。

ついでに、刺身を食べるときは、必ずよく噛んで食べるようにしてください。

さて、調理器具を介しての感染を十分考えられるので、調理に使った器具はどれも十分に洗浄することを心がけてください。

不衛生な調理器具を使い続けることは、感染拡大を招いてしまう恐れがあるので注意して下さい。

 

まとめ

魚に寄生虫が付いていても取り除くか死滅させることでほとんどのものが食べられるようです。

イカは焼いたり煮たりしても美味しいですが、イカソーメンやイカ刺しなど生食を楽しむ方も多いことでしょう。

実際、イカを調理するときに寄生虫を発見したら、危険性のあるアニサキスやニベリニアかどうかを確かめてください。

これらの寄生虫は魚の内臓にとりつく習性があります。

イカの身だけを食べる分にはいいのですが、内臓を使用するイカの塩辛などを手作りされる方は十分に注意が必要です。

寄生虫を除去できれば問題ありませんが、取り除けない場合は、正しい加熱処理及び冷凍保存で確実に死滅させてください。

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