「観葉植物を自宅に置きたい。でも虫が発生するのはなんとかして避けたい。」と、思っている方も多いと思います。
では、どうすれば観葉植物に虫が発生しないようにできるのでしょうか。
また、もし虫が発生したらどのように駆除すればいいのでしょうか。
1.観葉植物に虫を発生させない「水やりと日光浴の方法」
観葉植物に虫が発生しないようにするためには、観葉植物自体を健康に育てていくことが必要です。
つまり、適度に日光浴を行い定期的な水やりを欠かさない、土の湿気を避け葉の乾燥を防ぐように注意することが必要です。
このように観葉植物の健康な状態を維持できれば、病害虫を予防することができますが、植物の健康状態が悪くなると病害虫が発生しやすくなります。
2.観葉植物の健康保持に必要な「枝葉の手入れ方法」
観葉植物の健康を保つためには枝葉の風通しを良くすることも大切です。したがってこれも定期的に、こみ過ぎた枝葉を切り戻すようにしてください。
さらに葉には霧吹きを施し、乾燥しないように注意しなければなりません。
さらに肥料については、決して必要のない時期に与えないようにしてください。
こうした小まめなケアも病害虫の発生を食い止めることに貢献します。
3.観葉植物にコバエがついたときの正しい駆除方法
さて、実際に虫が発生してしまったらどうすべきでしょうか?ここではまず、観葉植物でよく発生しやすいコバエの対処法を考えていきます。
コバエの場合は、退治してもキリがないほど後から後から発生してくるので、駆除する時は徹底的に行う必要があります。
また原因を放置したままだと、どんどん増殖してイライラしてしまうので早めの処置が必要です。
駆除方法としては、まず植物の周囲でたかっているコバエについては一斉に掃除機を使って吸い取ります。
そして土の中の幼虫については、水で薄めたダントツ水溶剤を土の表面全体に沁み渡らせて全滅させていきます。
予防としては、コバエが外から侵入できないようにすることと、増殖を防ぐことです。例えば、窓には網戸を設置すること、そして生ごみは小まめに捨てることです。
4.観葉植物にアリが発生する原因と駆除方法
アリの駆除は薬剤による対処と、食べこぼしなどをこまめに掃除することが大切です。
薬剤については、アース製薬の殺虫スプレーや、スミチオン乳剤に鉢ごと沈める方法がとても有効です。
アリが増殖する原因には、お菓子の食べこぼしなどをきちんと掃除していないことなどが考えられるので注意しましょう。
アリは栄養源を与えるとそこにすぐ群がってきますので、そうした栄養源を与えないようお部屋をいつも綺麗に掃除しておくことが予防に繋がります。
5.観葉植物にゴキブリが発生する原因と最適な駆除方法
観葉植物にまつわる虫の中でも、最も遭遇したくないのがゴキブリでしょう。
ゴキブリは、一匹二匹殺しても意味がなく、巣ごと全滅させなければなりません。
そのためには薬剤の使用が効果的ですが、アース製薬のブラックキャップなどを使用して、巣を一網打尽しましょう。
ゴキブリの増殖の予防としては、とにかく良い衛生状態を保つことです。
食器は汚れたままにせず必ず洗って直すこと、生ゴミなどは小まめに捨てて決して放置しないこと。
こうした普段からの衛生管理がゴキブリ発生の最大の予防となります。
まとめ
観葉植物の虫の発生が気になる方や実際に虫が発生してお困りの方は、ぜひ今回ご紹介した方法を参考にしてください。
観葉植物はお部屋のインテリアとして重宝されていますし、緑があると癒されますよね。
せっかく大事に育てているのに虫が発生して根や葉に影響が出てしまっては大変です。
水や日当たり等に気を付けることを基本とし、虫が発生したら正しい対処をおこなってください。
室内に置く観賞植物であれば、土の代わりにハイドロボール等を使用した水耕栽培もおしゃれで便利です。
観葉植物の害虫発生が軽減されるのでぜひ試してみてださいね。
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